用途自由でもNG?通常のカードローンが使える用途解説!
用途自由でも制限はある
カードローンの魅力と言えば一度作ればいつでも好きなタイミングで使えるという点に加えて、用途自由の借り入れであるという点が挙げられます。
この特徴はカードローンの自由度を大幅に向上させている点で、例えば住宅などの購入資金専用ローンと違い自分の判断と用途に合わせて使えるので、面倒が少ない上に機動性にも優れています。カードローンを予め作っておいた事で救われたという方は多いでしょう。
しかし自由というのは無秩序というわけではありません。用途自由の中にもある程度制限を設ける事でカードローンは使えるようになりますので、用途自由の中の制限事項について知っておきましょう。
カードローンの用途にそぐわないもの
用途自由と言えど、カードローンで借りられるお金の使い道として禁止されている事があります。それは事業性の資金にあてる事です。他にもギャンブルでカードローンを使う事も好ましくありませんが、こちらは禁止されているという事よりも社会通念として問題があると捉えるべきでしょう。
従って通常私達が申し込むカードローンというのは、一般的な用入り…例えば急な怪我などによる治療費やご家庭でお子さんが進学する際の費用など、こと一般家庭においては十分すぎるくらいの枠となってくれるでしょう。
事業資金は事業者向けカードローンで
もちろん事業者向けに専用のカードローンというものもありますが、事業者向けとなると作るのにも多少手間がかかりますし、有担保や保証人などが必要な場合があります。そこで事業性というものについて考えてみましょう。
例えば在宅でお仕事をされている方であればパソコンでお仕事をされている方も多いと思いますが、その際にパソコンの買い換え資金というのは、事業性になり得るのか?これに関しては様々な見解がありますが、事業投資としては多少金額が少なめで、さらにパソコンというのは家族で共有したりと娯楽などにも使う為、事業用と完全に断言するには確証に欠ける部分があります。
仕事を会社から受け取って行う場合は事業者とは言い難く、そもそも事業者向けカードローンが作れない可能性もあります。こんな場合であれば、通常のカードローンでも大丈夫でしょう。
事業者でも通常のカードローンが持てないわけではない
そうなると事業者は普通のカードローンが作れないように勘違いされそうですが、あくまで事業性の借り入れが行えないだけであって作れないわけではありません。事業者の方で家庭向けに一枚欲しいなら、もちろん申し込んでも問題はないのです。
事業性と通常の借り入れを使い分け、有意義で便利な借り入れを行いましょう。
クレジットカード現金化は違法!?規約違反のサービスが招く結末とは
クレジットカードの誤った使い方
カードローンとクレジットカードというのは、似ているようですが別物です。同じ金融商品ではありますが、カードローンは『現金を借り入れる』のに対し、クレジットカードというのはショッピング枠…つまり買い物のみが行えるカードです。クレジットカードで借り入れを行う場合はキャッシング機能と呼ばれ、使用感としては『買い物が出来て現金が借りられるカード』となります。
そうなるとクレジットカードにキャッシングを積むのが一番有用性が高そうですが、ショッピング枠の総量規制との兼ね合いや単体での借り入れの性能差から、どちらのほうが優れているとも言えません。自分にとって必要な物を選ぶ事が大事です。
そんな時に『クレジットカードの枠を現金化!』と聞くとカードローンよりもさらに便利に使えそうな響きがありそうに思えます。現実にこのサービスを行なっている業者も居ますが、これは利用してはいけません。
クレジットカードの現金化は違法
クレジットカードの利用規約を見れば分かると思いますが、ショッピング枠の現金化というのは法律で禁止されています。この時点ですでに利用する事は間違いだと気付けますね。
(⇒金融商品の利用規約は必ず読もう)
従って、クレジットカードでは完全なカードローンの代わりにはなれるはずもありません。クレジットカードの現金化が仮に出来るとしたら翌月一回払いなら無利息なので便利ではありますが、それでは現金化を行う業者に何のメリットがあるか分かりません。そしてそこが落とし穴なのです。
違法業者がまともな業務を行うはずがない
クレジットカードの現金化と聞くとそのままショッピング枠を換金してくれそうに思えるかもしれませんが、そんな甘い事を違法業者がするわけありません。大体の場合は高額商品を購入させられ、残りの一部を現金として渡すという、換金率だけで見ても悲惨としか言いようのない行為なのです。
このクレジットカード現金化業者を利用してしまった場合、利用規約は違反してしまう上に違法業者に騙されてしまうという、踏んだり蹴ったりな結果になるだけです。利用規約を違反して利益を得ている業者には騙されないようにして下さい。
金融商品は規約内の利用で有意義に
結局はクレジットカードで全てが賄えるというわけもなく、カードローンが不要になるはずもないのです。利用規約内での運用が不便に感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、その隙間を縫うような業者はもっとたちが悪い条件を提示してきます。
違法業者に関わっても得をすることはまずありませんので、あくまでも規約内で楽しく、有意義になるように金融商品は使っていきましょう。
返済中の申し込みはNG?借り入れがある状態で申し込むデメリットとは
借り入れがあるなら気をつけたい事
基本的にカードローンの借入枠というのは、複数持つよりも一つの十分な枠を所持する方が有意義です。複数の限度額が低い枠を持つと総合的な限度額は同じだとしても、上限金利に近い値ばかりで借入額が多いと返済が困難になります。それを踏まえたカードローン作成計画を立てておきたいところですね。
従ってすでに借入枠を所持している場合でも、今から別途借入枠を作るというのはおすすめできません。どうしても申し込みたい借り入れ先があるなら今持っている枠を解約するという手もありますが、今ある枠を手放したくないなら、所持している借入枠の限度額見直しをすると良いでしょう。
(⇒カードローン解約を活かすには)
そして借入枠がある上に現在利用中…返済中の残高がある状態だと、より申し込みは行わない方が良いでしょう。多額の借り入れがあるなら尚更なので、なぜ問題があるかもご説明いたします。
負債があるのに借入枠を申し込むのは賢いとはいえない
まず自分の借入状況というのは、信用機関に問い合わせるとすぐに解ります。借入枠があるかどうか、そして実際の利用の有無まで判明しますので、隠す事はできません。
そして当然ならが、すでに多額の返済があるなら今から借り入れを行うと返済能力が著しく低下していると判断され、審査自体が無駄に終わる事の方が多くなります。収入が極めて多ければまた変わるかもしれませんが、満足のいく借入枠になるには程遠いと言えましょう。
総量規制や多重債務にも注意
そもそもすでに多額の借入枠があるなら、総量規制に引っかかる事も考えられます。年収の三分の一までが目安ですので、自分の収入と借入枠の比率を見ているといいでしょう。
さらに言うなら、返済中の借入枠があって新しく借入枠を作るという事は借り入れを返す為の借り入れである事もありますが、これだけは絶対に止めるようにしましょう。そのまま借りて多重債務になると困るのは明白ですので、支払いが苦しいようなら月々の返済額を減らしてもらえるように相談してみましょう。
すでにある借入枠の状態によって申し込みは考える
使ってない借入枠があって更に良い枠や別の会社のカードローンが欲しい場合は解約して申し込むなどしても良いですが、まだ返済が終わっていない枠もあるのに新しく申し込むのは問題のほうが多くおすすめできません。せめて完済してから今後の事を考えるようにしたいところです。
無理して借入枠を増やすことのメリットはあまりありません。それを踏まえた新規申込みを心がけましょう。
連絡先が携帯電話は闇金の証拠!?電話で見抜く借り入れ先の本性!
連絡先から分かる危険性
借り入れ先業者を選ぶときに見る部分と言えば、やはり金利か限度額か分かれるでしょう。二つとも借り入れを実際に行う際に非常に重要ですし、そこばかり見てしまうのも分かります。
ですが、どんなに優れた条件を提示していても、台無しになる事があります。それは国に認められた正規の貸付業者ではなく、非合法の業者…闇金融などの違法業者であった場合です。
(⇒違法業者とはどんな存在?)
そんな優れた条件を提示しているのに闇金なはずが…と思うかもしれませんが、そもそも違法業者が約束を守るはずがありません。一瞬前から言っている事が変わっているなんていうのも珍しくないし、違法に営業しているような相手にそんな口頭だけでの約束事なんか通じるわけありませんね。そんな違法業者かどうかを見分けるには、連絡先も関係しているのは御存知ですか?
連絡先が携帯電話というのは極めて怪しい
普通の金融業者というのは、きちんと固定電話…フリーダイヤルでの連絡先なども完備しており、連絡先が携帯電話だけというのは、企業として怪しさ満点なのです。
これは広告などで大々的に宣伝している大手借り入れ先から見て分かる傾向で、携帯電話を連絡先として推している業者なんていうのはいません。こうした宣伝などの部分でも違法業者というのは露顕しており、ある意味では違法かどうかの有効な判断材料とも言えます。
もしも連絡してしまえば大変な事になりかねない
携帯電話のみでしか連絡できないならそれは違法業者の証明のようなものですが、基本的にはこちらから連絡をしないと被害は出ませんので、慣れれば分かりやすい見分けるポイントとして活用出来ますね。
しかし間違って電話すると、非常に面倒な事になります。相手が携帯電話という事でこちらの番号を控えられてしまい、例え会話途中で違法業者と気付いて断ったとしても、執拗な嫌がらせを行って来る事があります。あまりの程度の低さに呆れるかもしれませんが、こういうところでは無駄に執念深い相手ですので、気が滅入ってしまう事もあります。そうならない為に怪しい連絡先には電話せず、万が一連絡してしまい嫌がらせなどを受ければ、通報するなどして対処してもらいましょう。
怪しい連絡先には電話する前に調べよう
幸いにして今現代は情報化社会と呼ばれているように、必要な情報は調べれば大抵が出てきます。こうした違法業者も連絡する前に名前を検索してみたりすると、詐欺業者としてリストアップされている事もあります。特に有名企業と思わしき会社名を装う闇金業者には注意しましょう。
怪しいと思えばまず連絡するのではなく、調べたり無視する方がリスクは大幅に低下します。まともな企業は必ず連絡先を固定電話にしているという事を忘れずに確認しましょう。
家族での利用はより慎重に!カードローンを共有する為に心がけること
家族で使うなら相談は必須
家族で暮らすという事は、共同で生活している環境を協力し合って守らないといけません。ゆえに誰かのわがままなどを通しすぎていれば家庭崩壊のきっかけにもなり得ますし、相談せずに一人が背負い過ぎたりすると、いつかは無理が生じるものなのです。
カードローンというのは一度作れば必要なときにだけ使える借入枠です。この特性があってかご家庭においても人気の借り入れ方法であり、一家に一枚は借り入れが出来るカードがあるのが理想的です。進学や急病など、お子さんが居るとさらに使いどころは増えて手放せないというご家庭も多いくらいです。
しかし借り入れを家族の為に使うのは、有意義であると同時にご家族全員が共有せねばならない点もあります。返済能力や名義人云々ではなく、家族であるなら心構えとして気をつけたい事です。
家族のための借り入れは家族で返していこう
特に主婦の方がカードローンを作るなら気をつけたいのが、返済能力は夫の年収が参照される事と夫の了承があって初めて作れるという事であり、名義は自分であっても名実ともに夫の方との共有アイテムであるという事です。
自分の名義だから…と好き勝手使って良い物じゃないことは、これらの特徴からすぐに分かりますよね?もちろん緊急時は相談する前に借りないといけない場合もありますが、その場合でも決して何も言わないのでは無く、ご夫婦で返していくという理念のもとにきちんと報告しておきましょう。
暗証番号は原則として名義人のみ
カードローンの決まりとして、カードに書かれている方以外は使ってはならないという規約があります。つまるところ家族で使う目的であっても名義人が借り入れの操作をしなくてはならないという事であり、家族間であっても誰かが勝手に使う事はできません。
仮に暗証番号を家族で共有する事があってもそれは規約違反となってしまいますので、名義人の方以外の安易な利用は利用規約に従い、本人以外の安易な使用は控えて下さい。
(⇒利用規約に書かれていることから分かる事)
家族で使う際の管理と使用はより厳格に
家族で使うのに役立つカードローンですが、家族で使うならより管理と使用に注意を払わないといけないのも事実です。あまり難しく考えて持ち腐れにするのは勿体無いですが、誰かの意思だけで使い、他の家族の迷惑になるような事は避けましょう。
カードローンは家族で上手く使えば、家庭をより安定させる便利な借入枠になります。カードローンがそうあるためにも、利用時にはしっかりと借り入れを共通認識として相談できる環境にしておきましょう。
無理な返済は逆効果!?借り入れ完済を急いだ意外な結末!
返済に無理は禁物
カードローンの返済は最優先事項ではありますが、早く完済する事はまたベクトルが違うと言えます。カードローンの返済で大事なのは期日に遅れる事が無い返済ペースを完済まで保つ事であり、早く完済することではありません。
確かに金利は毎日発生しているので一日も早い借り入れの完済は金利の節約になりますが、早い返済というのは焦って返し続けることではありません。素早い返済には計画性も大事であり、落ち着いて家計を管理することもまた求められているのです。
カードローンの素早い完済は適度なら効果的、無理をしてしまうのは禁止事項にもなりかねません。借りるときも必要な額だけ借りる事が大切なように、返すときも無理の無い範囲で返すのが大事なのです。
早く返しすぎる事で発生するデメリット
最初に言った通り、早く完済することは金利節約の面で非常に大きな差があります。それだけでなく返済から解放される事で、精神的にも楽になるという方あ多いでしょう。お金を借りるという事は、単に金銭面だけに影響があるわけではないのです。
しかし「少しでも早く返したいから家計を切り詰めてでも返済しよう」とするとまた話は違います。家計を切り詰めると人間としての生活を圧迫する事になります。普段浪費が目立つなら逆にいい機会なのですが、普段から節制されている方が更に切り詰めるとなると、生活に悪影響が生じ出します。家計簿をつけていると分かりますが、必要な出費は削らない事もストレスを溜めない為に必要なのです。
(⇒カードローンの返済に家計簿を駆使してみよう)
無理な返済が招く結末
限界以上に切り詰めて返済をしていると、返済に目がいきすぎてしまい、他の必要な出費の管理が甘くなってしまいます。そうなると別の必要な部分の不足は生活水準の低下だけでなく、さらに根本的な問題を引き起こします。
例えば返済額を増やしすぎて他の光熱費などが足りなくなった場合、返済中なのに足りない分を借りないといけない事になりかねません。つまりは総合的な残高の返済には繋がらなくなるのです。
急ぎすぎる返済は本末転倒
このように、借り入れの無理な返済は無駄な借り入れを作るという、本末転倒な結果を生んでしまいます。返済を進めるには無理ないラインでひと月の返済基準を自分で決めておき、安定して返す事が一番早く、同時に生活にも問題を生み出さないコツとなります。
家計簿をつけたり利用明細を見たりして細かく返済額を調整し、常にベストな状態で返済額を決めましょう。
返せないのに借りるのは禁止!何故カードローンが使えるかを考えよう
返せないなら借りないが鉄則
カードローンの便利さは利用規約などの決まりを守る事で利用できます。つまりはそうした決まり事を守れないと扱う資格が無いという事であり、申し込んで審査に落ちた理由として決まり事を守れそうにないという信頼実績の問題である事も少なくありません。
(⇒信頼醸成で変わるカードローン審査の結果)
カードローンの決まり事を端的にまとめるなら『返せないなら借りない』という事に一本化します。つまりは借入残高を期日に遅れず着実に返していけば問題ないという事でもあり、とにかく返済能力の有無が利用の可否を決めると言っても良いのです。
返せるアテがあれば借り入れは使える
借り入れを返す能力は収入で決まり、収入の有無と言えば仕事をしているか否か、つまりは無職状態であると借り入れは使えないように思えます。確かに仕事が無いとそもそも申し込み自体が厳しいものになりますが、無職の方が使ってもいけないというわけではありません。仕事をしていなくても資産運用などで収入を得ているなら、返せる範囲で使う事は大きな問題にはなりません。
つまり問題なのは借りるのに返せないというパターンです。返せるかどうかというのは借りる前に分かる事なので、返せないのに借りるという事は自分の過失以外のなんでもありません。利用規約に違反する事になる以上、どのような措置が下るかわからないのです。
(⇒利用規約を守れないとこうなる)
返済能力がないとこうなってしまう
返済能力も無しにお金を借りるという事は借金が増えるという事であり、普通に金利が発生していても返せないというのに遅延損害金も加わるのですから、ますます返せずに借金地獄の様相を呈してきます。
(⇒遅延損害金はどのように発生する?)
そこまで追い詰められていると自己破産をしてしまったり、或いは未払いへの対応として裁判まで発展したり、ここまで起こってしまうと今後普通に生きていくだけでも非常に不便となります。お金が無い状態を打破する為に借りるのは、収入があるときに許された選択肢であると思っておきましょう。
借りるという事は返せるという事を伝える事
お金を借り入れるという事は、借り入れ先の業者に返済能力があると伝える事にもなります。つまり返せないのに借りるというのは嘘をつくことと同じですので、信用第一のカードローンを使う資格はありませんね。
厳しいようですが、収入がないのに借り入れるというのは現状打破になるとは言えません。収入の確保などを最優先にして、借りるのは確保後にしましょう。
個人から多額のお金を借りるべきで無いトラブルの事例とは?
お金の貸し借りは業者に頼もう
銀行や消費者金融に関わらずお金を借りるという事は、金利を付けて返す事になります。それが貸し付ける側の利益となりますから当然の事なのですが、そういった仕組みも全く知らないと、何故余分に返さないといけないのか不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。だからこそ私たちは金利をより安くしたいと考え、下限金利の値を見て魅力を感じているのです。
(⇒カードローンは下限金利を目指そう!)
「金利を払わずにお金を借りたい…」というのは身勝手に思えるかもしれませんが、カードローン業者のキャンペーン等重なれば、その機会は全くないわけではありません。限られた条件を駆使する必要がありますが、上手く使えば金利の大きな節約になりましょう。
「でも業者にわざわざ頼まずに親しい人に借りれば金利なんて発生しない」と思うかもしれませんが、それが常に上手くいくなら金融業者は不要というものです。個人からお金を借りるのは危険であり、それが多額になればなるほど厳しいものになるでしょう。
多額のお金は個人から借りると危ない
少額なら良い…というわけではありませんが、さすがにジュース代を一時的に借りるくらいならそこまで誰も心配しないかもしれませんが、数十万や数百万といった単位を個人から借りるというのは非常によろしくありません。多額の借り入れほど業者から借りれば金利も高くつくのですが、そもそも金利だけの問題ではありません。
少額の貸し借りでもいい加減にするのは良くないですが、多額の借入となると当然返してもらえないと困るし、そんな額がいきなり無くなったら…と考えると関係もギクシャクするものですよね。ゆえに返済にシビアになったり返済額をどちらが間違えて一悶着起きるのは当然の流れです。これが多額ゆえの貸し借りの問題なのです。
業者からの借り入れを見直そう
金利を節約したいと思うのは当然ですが、それが業者からでは無く個人からの貸し借りに向かうというのが問題です。金利以外でも確かに個人からの方が便利に感じる部分も多いかもしれませんが、よくよく考えてみましょう。
カードローンなら対人というわけではないので作っておけば24時間借りられるタイミングがありますし、返済に関しても同様です。利用規約という明確な利用ルールも人間の本能である『ルールがないなら怠けてしまう』という習性に活を入れてくれます。個人間の自由さというのは、借り入れにおいてはマイナス部分があまりにも多いのです。
個人相手なら多額でなくとも出来るだけ借りないように
個人からお金を借りれば自分だけでなく相手にも迷惑がかかりますので、基本は少額と言えど借りないと心がけるのが大切です。仲が良く借りていても気にしないとしていても、心の何処かで関係に優劣が出来てしまい、その結果として犯罪にまで発展したのは聞き慣れてしまったくらいありえることなのです。
個人相手には借りないし貸さない、これを徹底出来れば金銭トラブルはほとんど起きないと言ってもいいでしょう。
規約違反は重大な過失!何故守るべきルールがあるのか考えてみよう!
利用規約は守るためにある
私たちの社会というのは、ルールや約束事を守ることで成り立っていると言っても過言ではありません。些細な口約束でも破ると不和が生じるように、社会の共通倫理とも言えるものを全員が守らないと、秩序などは保てるはずもありません。
カードローンなどの金融商品はお金の貸し借りに関わる都合上、社会全体を通して見ても多いと言える決まり事があります。裏側とも言える条件部分はともかくとして、利用者として知っておく部分は知っておかないと、お金を借り入れるという行為を行うのに値しません。
そしてカードローンの決まり事を記したものと言えば利用規約になりますが、この利用規約を破るという事は、カードローンを使う資格が無いと見なされる行為です。だから私たちは利用する前に、この規約の全てに目を通しておかないとならないのです。
(⇒利用規約を読むということ)
利用規約を守らないとこうなる
カードローンの禁止事項の大半は『利用規約に書かれている事を守らない事』に終始します。利用規約に目を通すと分かると思いますが、どの項目も理不尽なものではなく、守るのが当たり前と言える内容が極めて多いのです。言い回しや表現のせいで難しく考えますが、社会通念で言えばどれも自然と見に付いている知識ばかりです。
例えば借りたお金を返すという事は個人相手だけでなく、業者から借りたお金も当然該当する事です。この返済期日を守れないという事は借り入れのルールを守れていない事という事なり、違反した回数に関わらずどんな手段…法的措置などを取られても文句が言えないのです。
当然読んでいなかったでは済まない
利用規約というのは読みにくさでも有名ですが、だからと言って「読んでいなかった」で済むものではありません。
ほとんどの利用規約は利用開始=規約に全て同意したとなりますので、例え読んでいなくても理解しているというニュアンスになります。従ってこちらが口でどう言っても利用規約に書かれている事を破っていれば、あちらのルールに沿った対応を取られてしまうのです。
利用規約の内容を今一度確認
一度でもルール違反をすれば利用停止もそうですが、更新の停止も十分考えられます。そう考えるとおっかないかもしれませんが、利用規約を破って業者側に迷惑をかけるとなると、相当な問題行為を行ったという事になります。
(⇒カードローン更新の仕組みについて)
つまり、普通に借りて返してをしている分には規約違反にはなりにくいという事です。難しくその都度考えこむよりも、まずは返済期日にきちんと返せる環境を整えておけば良いでしょう。
借り入れの返済が遅れる場合、何故連絡が必要とされているのか?
やってはいけない事をやってしまう前に
カードローンの禁止事項というのはたくさんありますが、中でもよろしく無いのが毎月の返済期限までにお金を用意できない事です。他にももちろんあるのですが、借り入れに関してはこれを最優先にしておくべきです。
昔の借金のイメージだと返済に遅れる事で怖い人が取り立てに…と思うかもしれませんが、そうした取り立て方法というのは違法業者くらいしか行わないのでまずありませんが、それでも借り入れを返済出来ない事で様々な問題が発生します。昔と違うからと決っして軽視することはなりません。
返済に遅れないという事は借り入れ前の大前提なのですが、時には自分だけの問題ではなく、やむを得ず遅れてしまう事だって全くないとは断言できません。無ければもちろん良いのですが、万に一つ遅れた場合の事を考えるのもまた必要ですので、まさかという時の為の方法を知っておきましょう。
最低限の連絡は必ず行う事
借り入れの返済に遅れる場合、必ず事前に連絡を行なっておきましょう。逆に遅れるのに何の連絡もないとなると信用は大変失われてしまう事になりますので、必ず電話などの口頭で伝えられる連絡手段にて一報を入れましょう。
そしてもしも引き落とし口座にお金を入れ忘れていて、返済出来る明確な期日が分かるようなら、その返済できる日時もきちんと伝えておきましょう。返済能力があるという事を伝えるだけでも印象は激変すると言っても過言ではありません。連絡が一切無いと利用停止どころか法的な訴えもありえるのを理解しておいて下さい。
もちろんリスクが回避できるわけではない
しかし、連絡を入れたからとて返済が遅れるという事実には変わりなく、事故記録などが残らないという確証はありません。むしろ残ると思っておいた方が良く、一度でも遅れると今後の別の借り入れの審査において、大幅な問題が発生する事も覚悟しておいて下さい。
それなら連絡なんて…と思ってもいけませんが、こうして連絡を入れておけば、利用停止は回避しやすくなります。しかし何度も遅れるようならもちろん連絡をしても意味はありません。いわゆるブラックリスト入りになりますので、一度でも遅れたら二度と遅れないよう、肝に命じておきたいところです。
(⇒ブラックリストの本当の意味について)
遅れない事が第一
何度も申し上げるようで恐縮ですが、遅れた場合の対応について今回は書いていますが、遅れる事を前提とした借り入れ利用というのはあってはならない事です。支払日に間に合う事を想定して業者から借りているのを忘れないで下さい。
決して難しい事というわけではなく、一般常識とも言えるレベルでの話ですので、カードローンを使うとはどういう事か今一度利用規約に目を通して考えましょう。