カードローンの金利について

確定前からアテにしないこと

カードローンの返済計画を事前に立てておくのは大切な事です。借りて返済を始めてから流れで行なっても期日通りに返済できれば問題ありませんが、お金に関わる事なので出来れば計画性をもった運用が望ましいです。
（⇒期日を守った返済を心がけよう）

例え申し込み前でも金利などは業者側が設定した範囲があるので、それに沿って考えることで大体の返済金額は分かるでしょう。年率で表示された金利を一日ごとに割って借入額に応じて加算されるので、時間に余裕があれば細かな計算をしておくと、返済総額が分かって便利です。

ですが、金利をあまりにもピッタリに計算して返済計画を練ると、実際返済するときに思わぬ誤差を有無可能性が高くなります。それが申し込み前などだと顕著になりますので、借り入れ前の金利の計算について気をつけたい事を書いていきます。

審査前の金利はどうなるか分からない

申し込み前から金利の加算も踏まえた返済計画を練りすぎるというのは、特定の金利…ついつい願望でもある低金利で想定してしまうと、実際に審査を受けて下限金利にならない場合、大きな誤差を生んで「予想よりも多額の返済になってしまって困る…」という事になりかねません。
（⇒理想の下限金利で借り入れを行うには）

カードローンの申し込み前というのは、どんな結果になるか基本的に知る事はできません。それなのにあまりにも良い条件…低金利で返せると思い込むのは、多少見通しが甘いと言わざるを得ませんね。

どうせなら多めの計算を

あまりにも甘い理想で返済計画を練るのは良くありませんが、逆に多少予定よりも多い金利で返済額を計算しておくのは、結果として余裕のあるプランになりやすいです。

申し込んで結果が出てからでも良いですが、事前に上限金利で返済総額などを計算しておき、それでも特に問題がないならそれ以下の金利になると楽になっても厳しくなる事はありませんよね？正確なのも大事ですが、多め多めに考えておくのは無駄にはなりにくいのです。
（⇒上限金利で考える借り入れの利点）

多めの予算で楽な返済を

お金を借りて返済するときに、常に返済額などがギリギリだと急な出費などが加わると返済が滞る可能性が極端に高くなってしまいます。それを回避する為には常に『何かあっても問題がない程度の返済ペース』を保ち続けるのが肝要なのです。

金利においても多めの返済の予定を立てておけば、結果が出た時も焦らずに済みます。余裕のある返済総額を決め、じっくりと返していきましょう。

金利だけで本当にいいの？

カードローンの条件において金利というのは切れないくらい大きな存在です。申し込み先の金利を確認せず申し込んだという方はほぼおられないように、金利を無視して良い借入枠は作れないのです。

申し込み前においても金利が決め手になったという事で申し込む方が多いように、やはり銀行カードローンが人気があります。低金利以外にも魅力があるカードローンですが、逆に言えば低金利というだけでも十分すぎる魅力となっています。

しかし、消費者金融には金利以外のメリットがあるように、金利だけでカードローンを選ぶという事は多少偏った結果になる可能性も否定出来ません。金利が高いよりは低金利の借り入れなのは事実ですが、低金利に執着し過ぎない借り入れについても考えてみましょう。

金利と同じくらい大事な要素

低金利をひたすら追い求めて、申し込み先候補の中でも最も金利が低いカードローンを作れたとしましょう。そこで『確かに低金利だけど、限度額を見ていなかったせいで用入りの金額に届かない』という状況になってしまったら、どうなりますか？

そう、それではせっかく作った借入枠も、必要な額を用意出来ない中途半端なものになってしまいます。必要な分を用意する事がカードローンの重要項目である以上、限度額を軽視してはいけません。また、カードローンの金利と限度額は密接に関係しているので、低金利のみを追い求めるわけにもいかないでしょう。

それ以外のサービスも大事

そして限度額以外にも見るべき点はあります。多少変わり種かもしれませんが、消費者金融においては自分の近辺に営業所があるかどうかも利便性に影響します。無人機などの対応力が高い消費者金融の営業所は、近くにあって困る事はありません。
（⇒便利な無人機でカードローンをいつでも作る）

さらにインターネットへの対応力も普段からパソコンとインターネットを使っているなら重要です。申し込み先のカードローンがインターネットに対応していれば、家に居ても非常に便利にカードローンが使えます。対応している幅にばらつきはありますが、申し込みから振り込み、返済も可能な場合があるのです。
（⇒インターネットからカードローンを申し込むコツ）

金利が重要でも金利以外も見ること

これらの事から分かるように、実際は一つの要素に絞るほどカードローンには見るべき点が無いとは言えません。申し込む前は低金利のみでも良いと思っていても、いざ使ってみると他のサービスも欲しかったと後悔する事は珍しくないのです。

とりわけ自分に必要な金額も見ておくのは必須です。良いカードローンを作るには金利以外のバランスも重んじましょう。

返済中に金利は変わる？

お金というのは実に不安定です。世界のお金のレートを見てもらえば分かる通り、常に変動を続けていて何かの拍子に乱高下する事も珍しくありません。そうしたお金の流れを仕事として利益を上げている方は、良く理解されていると思います。

それはカードローンなどのお金の貸し借りにおいても同じです。お金を借り入れるという事は金利を含めた金額を返済するという事で、この金利というのも国の景気に左右されます。バブルの頃のような大量消費の時代においては高金利でも借りて返してが容易だったかもしれませんが、今の不況で同じ金利のまま貸付を行えば、再び多くの破産者を生み出しかねないのです。

そしてカードローンを使ってお金を借り入れた場合、返済途中で金利の変動があればどうなるのか？返済途中で気になった方も是非一緒に見て行きましょう。

変動金利は変わる事がある

変動型金利と呼ばれる借り入れなら、文字通り変動の可能性は常にあると思っておいた方がいいでしょう。安くなる分には抵抗が無いかもしれませんが、高くなる場合は気になりますよね。

変動型金利は変動の可能性があるのできっちりとした返済計画がお好きな方はあまり気分が良くないかもしれませんが、固定型の金利よりも平均して金利が安めの為、金利変動の時期が見定められる人なら安い期間のみ利用できるといった柔軟性があります。カードローンはこの変動金利の方が多めです。

固定金利は変わる事は無し

固定金利の場合は変動型金利の逆で、返済途中に金利が変わることはありません。完済時まで借り入れた時の条件のまま進むので、月々の支払額と終了時期を設定している人にとっては、予定の乱れが出ずに済ませられるので好まれています。

変動幅が無い方が使いやすそうに見えますが、固定金利の方が全体的に金利が高めの為、金利の変動タイミングが分からないと相対的な損得の反動があります。変動型金利が安くなる前に固定金利で借りてしまったなどがあれば、あまり気分の良い話ではありませんね。この金利は住宅ローンなどに使われている事が多めです。

どちらが良いとも言えない

銀行と消費者金融に一長一短があるように、変動型も固定型も金利面においてメリットの違いがあります。カードローンを使うなら必然的に変動型金利が多くなりますが、専用ローンと使い分けていると固定型金利の支払いも織り交ざってきます。金利の変動があった場合に混同しないようにしましょう。
（⇒カードローンと専用ローンを使い分けよう）

金利が変わっても返済の義務が変わる事はありませんので、金利分もギリギリな返済計画は立てないようにしましょう。

限定的な低金利を活かす

低金利というのはカードローンを作る際の審査が重要です。後から限度額と一緒に見直してもらう事もできますが、基本的には最初の審査結果がかなり重要と言っていいでしょう。
（⇒後から金利を見直してもらう方法）

借り入れの金利というのは変動金利型でも無い限り簡単に変わるものではありませんし、自分の条件を見直してもらうにしても期間が必要となりますので、一過性でも低金利が欲しいという方にはなかなか苦境に感じられるかもしれません。

しかしキャンペーンを利用する事により、本当に限られた期間内ではありますが、驚くほど低金利にて借り入れと返済が行える場合があります。限定的なチャンスを是非活かしてみましょう。

キャンペーンで低金利を得る

キャンペーンというのは特定の期間内において、条件を満たした方に何らかの恩恵を与えてくれるもので、それは金利に関わるものがほとんどです。キャンペーンはどちらかと言えば銀行よりも消費者金融の方が盛んに行なっている傾向があります。

このキャンペーンというのは申し込んでから最初の借り入れの時のみという場合や特定の定められた期間のみという場合が多いのですが、その代わりに普段とは比べ物にならないくらい低金利で借りられたり、無利息で借りたりする事も可能です。この期間内に完済できるなら、かなりの金利の節約に繋がっていると言って間違いありません。

何度でも受けられるキャンペーンもある

カードローンのキャンペーンはどちらかと言えば『今まで使ったことのない人に使いやすく提供する』意味合いが強いため、そう何度も受けられる低金利とは言えませんが、単純に定められた期間だけなら何度でも発生するキャンペーンもあります。

例えば『借り入れから一週間以内なら何度でも無利息』というカードローンもあるように、これらは短い期間でありながら非常に有用性も高い借り入れとなっています。お財布代わりとしてはかなりの強みがあり、工夫次第でかなりの汎用性が期待できます。

キャンペーンの活かし方

キャンペーンという響きは現実的にも魅力的でついつい使いたくなるのですが、借り入れる必要がないのに低金利で借り入れても無意味なのは明白ですよね？あくまでも言葉に躍らされるのではなく、必要に駆られてからがカードローンの本分だと理解しておいて下さい。

キャンペーンを狙うにはいかに『自分にとって必要なタイミングで開催されているか』が重要です。偶然を活かすくらいの気持ちで利用しましょう。

金利の融通

カードローンというのは申し込みから始まる最初が肝心です。申し込みが受理されれば審査が始まり、審査結果が借入枠の条件として反映されます。この借入枠というのは一度申し込んで作られれば、条件の変更というのは手間がかかるので、最初から理想に近い条件にしておくに越したことはありません。

特に借り入れがすぐに必要だから作ったという方は、審査に通って発行されればすぐに使われると思いますので、作った時の条件というのは大事です。最初から良い枠なら金利が低めである事は必然ですので、無理なく使って無理なく返していけるでしょう。
（⇒金利も含めた良い枠を求めるには？）

ですが最初に申しました通り、借入枠の条件というのは後から変えられないわけでもありません。銀行融資などなら条件変更というわけにもいかないかもしれませんが、カードローンのような置いておける枠ならば条件変更などの融通も利くのです。

増枠で条件を変えてみよう

カードローンの条件で変更できる部分といえば限度額です。せっかく作った枠も昔は十分だったものの、生活環境が変わってどうしても足りない…という時に使えるのが増枠です。この増枠を希望すれば増枠審査が始まり、それに通過すれば限度額が上昇します。また、一時的な増枠なども可能なので覚えておくとよいでしょう。

そして増枠されるという事は金利も見直す事に繋がり、増枠してもらえれば金利が下がる可能性も出てきます。そうなると限度額では無く金利を重視していたとしても、増枠が重要な意味合いを持っているのがよく分かりますね。

増枠できるか否かは最初に確認

しかし気をつけてほしい事としては増枠希望したとしても必ず通るわけではない事と、そもそも増枠自体をしない金融業者も存在しているのです。

当然かもしれませんが、増枠をしてないところで借りればそれ以上の枠にする事はまかり通らず、そのまま使い続けるか解約して新しいカードローンに申し込むかしないといけません。この辺りは利用規約に書かれている事が多いので、申し込み前に必ず目を通しておきましょう。
（⇒カードローンの利用規約を申し込み前に見ておきたい理由）

増枠はタイミングを見計らおう

増枠というのも申し込み同様何度も行えるものではなく、合間に半年程度は空けてからでないと申し込めません。増枠が必要な理由は置いておいても、この増枠の希望は慎重にタイミングを測って出しましょう。

増枠すると金利が良くなり、カードローンの総合的な使い勝手も上昇します。増枠できるなら自分の状況を鑑みて、是非チャレンジしてみましょう。

ローンの使い分けをしよう

現代においてお金の借り入れというと、文字通りカードを使って借り入れと返済を行えるカードローンが主流です。それまでの借り入れの手間を大きく省き、お金を借りるという形を激変させたカードローンの功績は非常に大きなものと思っていただいて構いません。

手軽なだけでなく、利用用途が自由であるというのも魅力です。これは例えば外での飲み会などでちょっと手持ちが足りなかった時、給料日前で生活費が足りなかったりなどのあらゆる状況にほとんど対応できる為に、他の借入方法の出番を奪ってしまう勢いがあります。

ですが、だからと言ってカードローン一本のみしか使わないと、他の借り入れならではの恩恵が受けられず、場合によってはあまりお得とは言えない借り入れ結果になりかねません。カードローンの魅力を活かすためにも、他の借り入れも使えるような柔軟さが必要なのです。

大きな買い物には専用ローンも使おう

特定の大きな買い物…例えば住宅や自動車においては、ほとんど専用のローンが組める事が多いです。もちろん一括購入もできますし、本当にお金がたくさんあるならその方がより金利などの手数料を鑑みても楽にはなりますが、一千万を超える買い物ともなると、一括購入というのはなかなか骨が折れますよね。

一千万ならともかく五百万くらいなら借り入れの限度額次第ではカードローンでまかなえますが、さすがにここまで来ると専用ローンを組む方がお得な場合が多く、特に金利に関しては大きくカードローンに差をつけている事も多いです。

専用ローンの利点とは

専用ローンの利点とは、やはりその金利にあります。買う物にもよりますが、平均的にカードローンの金利に比べてかなり安く、また対応する買い物の金額という形で借りれるので、限度額も十分です。

さらには借り入れにおける審査もかなり通過しやすいため、すでにある程度借り入れがあるくらいなら無事に通過する事がほとんどです。金利の低さ、限度額、審査の通りやすさから考えれば、カードローンがあったとしても無理に固執する必要は無いでしょう。

ローンの使い分けが金利の節約に繋がる

専用ローンの魅力は数多いですが、やはり最大の魅力はその低い金利です。金利の節約のためにより良い借入枠を作ろうとしているなら、他の借入方法も柔軟に使う事が大切です。
（⇒金利が低いカードローンを作るには？）

専用ローンにはカードローンほどの柔軟性はありませんが、カードローンの役割をすべて奪うほど使い道がないわけではありません。双方の良いところを活かし、金利の発生を抑えた借り入れを使いこなしましょう。

金利だけというわけにはいかない理由

カードローンを選ぶなら金利！と断言される方は非常に多いです。何故なら金利の値の高低によって返す金額は大幅に変わり、低金利であれば借り入れを使った時の実質的な負担が大幅に軽減されます。借入額に応じて毎日発生している金利なので低金利を求めるのは世の必然かもしれませんね。

金利と言えば同じくカードローンに求められる条件として、限度額という値があります。限度額が大きければ大きいほど借入枠のキャパシティが上がり、使い道が大幅に増えます。とはいえ大きな出費が削られている昨今ではなかなか大金を使う事も無く、限度額は金利に比べて全体的に軽視されやすいと言えます。

ですが、限度額をどうでも良いと考えていると、金利もなかなか上がってくる事はありません。何故金利と限度額は関係あるのか？その疑問についてお答えしていきます。

限度額と金利は一体化している

金利と限度額というのは、実は密接に関係しています。金利が低い値になるには限度額もより高い数値にならないといけない為、低金利だけど限度額は少ない、その逆の限度額は多いけど金利は高いという状態はまずありません。

つまるところ、低金利を求めれば限度額も良いものになりますので、この二つを求めるという事は良いカードローンを作るという事に繋がります。さすがに会社独自のサービスともなれば場所をかなり選びますが、金利と限度額が優れていれば、後は好みによる差になる事も多いです。この二つを良くしておいて損はないという事でしょう。

限度額を増やして金利を下げる業者の意図

「でもそれだと限度額を増やして金利を下げたら業者側は利益が回収できないんじゃないの？」と不思議に思うかもしれません。ですがその心配は不要で、低金利と十分は限度額というのは、貸付側としても利益が回収しやすい環境なのです。

まず金利というのは借入額が大きいほど多くの利息を生む事になります。そうなると限度額が大きくても金利が高ければ返済が大変になりますので、借り入れを使おうという気にはなりにくいですね。たくさん借りた日には目も当てられない金利が発生することになるのですから。

ですが、逆に金利が低く十分な限度額があると、たくさんの用入りが発生しても気軽に借り入れが使えます。そうすれば低い金利でも返済が長引きやすい事もあって、より多くの利息による利益が回収できます。もしも少額の借り入れしか使わなかったとしても、事ある毎に使えるような低金利なら、必然的に利用チャンスは増えて同時に利息が発生させられるのです。

金利が下がれば借り入れの全体的な使い勝手が上昇する

業者側の意図を解説すると素直に使うのを躊躇したくなるかもしれませんが、意図はどうあれ私達にとっても便利なのには違いありません。金利だけとは言わず、十分な限度額の確保としてもカードローン作成を頑張ってみる価値はあります。

金利も限度額も良ければ良いほどいざという時に役立ちます。どんなことが訪れるか分からないからこそ、金利と限度額はきっちりと良くしておきましょう。

金利は低い値だけが鍵じゃない

カードローンの金利というのは高くて困る事はあっても、低くて困る事はまずありません。理想は無金利ですが、さすがにそれだと金融業者側に利益が発生せず、せいぜい期間限定のキャンペーンでしか無金利というのは経験できません。
（⇒カードローンのキャンペーンを利用して低金利で借りるには）

従って私達がカードローンの申し込み先に見る項目と言えば、もっとも金利が引き下げられた状態での金利…下限金利になりますね。下限金利というのは借り入れ審査で最も良い条件で借りられた場合の金利であり、口で言うほどその恩恵は簡単には得られませんが、目指す目標としてはとても魅力的です。収入などに余裕がある方は、これからに備えて是非狙ってみてもらいたいところです。

そうなると最も高い状態の金利…上限金利というのは軽視されるかもしれませんが、無視しても良いほど不要な項目というわけではありません。この上限金利が特に低く設定されているカードローンもあるように、上限金利が低くても独自の恩恵はあるのです。

上限金利が無視できない理由

上限金利というのは、悪く聞こえるかもしれませんが、借り入れ審査において最も悪い条件…つまりは収入や職業などの状態に難があると判断されたという事でもあります。金利が高いという事は限度額が低いという事でもあるので、どうしても借入枠としては物足りないと思われがちですよね？
（⇒借り入れ審査において基本的であり重要視されている事）

ですが先述の通りアルバイトなどのお仕事をされていたり、収入に余裕が無いとこの上限金利になりやすく、今はこのくらいの条件で借りる人も多いのです。つまりこの上限金利になる可能性が高い場合、上限金利の値で借り入れ先を選んだほうがいいのです。

上限金利を敢えて選ぶ理由

上限金利を選ぶメリットはここにあります。上限金利になるとほとんどわかっているのに、下限金利ばかり見ていても意味がありませんね。確かに上限金利になるのは長く使っていく上で不安ではありますが、今必要な借り入れで最も低い金利のカードローンを選ぶという事は、賢い判断と言えます。

審査は受けてみないと分からない事も多いですが、良い条件になると甘く考えるよりもシビアに現実を見つめる方が、お金に関わる事に関しては得を生む事も多いので覚えておくといいでしょう。

上限でも安い金利は魅力

年金暮らしの方や無職の方なども最低限の枠になる事が多く、そうした事情の方も上限金利で選んだ方が結果として楽になる事が多いです。上限金利をみておくというのは、決して無駄にはならないのです。

もちろん収入や仕事が変わってよりよい枠が欲しいなら、別の枠に申し込んだり増枠検討をしてもらうといいでしょう。上限金利で選んでおいても、いつまでも同じ枠に甘んじている義務は無いのです。

金利の最も魅力的な値

カードローンを取り扱う各金融機関は宣伝にも余念がありませんが、一番広告などでも目に付く数値と言えば何ですか？様々な演出やデザインの力で特に後押しされている値と言えば、やはり金利において他ありませんね。

金利というのは日々発生している借り入れに対しての利息であり、決して無視出来る項目でないどころか、借り入れ先に求める条件として最重要視している方も多いくらいです。低金利という言葉は多かれ少なかれ、魅力を感じる響きですね。

そんな金利の中でも各社が最も押し出しているのは、借りられる最高の状態の金利…下限金利の数値でしょう。必ずしもその条件で借りられるわけではありませんが、この下限金利というのは借入枠を作る人にとっては最大の目標です。その魅力を確認してみましょう。

下限金利とは？

下限金利は借入枠の審査を受けた時に、最高の条件で貸付が行えると判断された時に付与される金利条件です。10％を切っている低金利というのは多額の借り入れを行なっても、少ない金利で着実に返していける魅力があります。

低金利というのは借り入れやすさが大幅に向上するのも特徴で、金融会社としても借入額に対して金利が発生する都合上、たくさん借り入れてもらう事で利息分の利益が出ます。金利が下がるという事は私達だけでなく、貸付側にも借りやすくしてたくさん借りてもらえるというメリットがあるのです。

魅力的な下限金利は簡単に作れるものじゃない

しかし、業者側が魅力的に見せているこの下限金利というものは、みんながみんなこの条件になるわけではありません。あくまでも『最も良い条件で借りられた時に』低金利になるという事を忘れてはいけません。

従って審査を受けるこちらも最高の条件になるように努力が必要です。年収や職業といった借り入れ審査に必要な基本要項を満たさないといけないし、借り入れにおける信用実績も重要です。低い金利で借りるには、それ相応の状態になっていないと無理なのですね。

ある程度の低金利で折り合いをつけるのも大事

金利と限度額が関係している都合上、限度額も最高に近づけないと低金利にはなりませんが、限度額はそこそこでも構わないなら、低金利を無理して求めるよりもそれなりの値で満足するのもダメというわけではありません。

要は必要な枠さえ備わっていればいいし、昔と違って上限金利でも返済が困窮する事はなかなかありません。下限金利を不必要に求めても意味が無い事は先に理解しておきたいですね。

みんなが気になる借り入れの金利

カードローンはお金を借りるという行為です。お金を借りるという事は返さなくてはなりませんが、そのまま返しているわけではありません。何か特殊なキャンペーンでも無い限り金利が発生しているのです。
（⇒キャンペーンを利用してカードローンを更に便利に）

金利というのは借り入れに対して発生した利息であり、年率で表示されています。この値が低ければ低いほど金利の発生も抑えられる為、カードローン申し込みにおいては選択の際に重要視される項目の一つです。むしろこの値が良ければ他は特に見ないという方もいらっしゃるくらいでしょう。

そしてこの金利、年率で表示されている為にいつ発生しているか分かりにくいですが、実は毎日発生している事はご存知ですか？気になる金利の発生タイミングについて学んでいきます。

金利は毎日発生している

カードローンにおける金利というのは、年率で表示されている値を一日で割った値が毎日発生しています。発生タイミングは日付が変わった直後、午前０時と設定しているところが多いです。

毎日発生していると聞くと少し焦るかもしれませんが、年率をさらに一日で割っている為、例え数日完済が遅れたとしてもものすごい損害が発生するというのは考えにくいでしょう。無理して早く返そうとするよりも、返済日に必要な額を用意できるような返済ペースを守れれば問題ありません。

早く返せば返すほど低金利に

とはいえ、返せる余裕があるならなるべく早く返す事で金利を抑えられるのも事実です。一日ごとに金利が発生しているなら一日も早い完済が有効であるのは言うまでも無く、極端な話、即時返済が一番の低金利に繋がるとも言えましょう。

しかしながら、いきなり借り入れを一括返済するのは難しいのも事実です。そもそも一括返済が出来るなら借り入れ自体に頼っていなかった可能性も高いですよね。となると無理せず早く借り入れを終わらせるなら、任意返済で無理なく完済を早めるのが一番現実的な金利の節約と言えます。無理なく早い完済を心がけましょう。

金利を気にしつつ焦らない

金利に対して無頓着だと借り入れにおいて無駄が多くなりますが、だからと言って毎日発生する利息に敏感すぎると、気が滅入ってしまうでしょう。あくまで必要な分の金利は払い、必要以上に返済を先延ばしにしなければ良い話です。

余ったお金は返済に回していくくらいの意識でも十分金利は節約できますので、難しく考え過ぎず着実な返済を続けましょう。