返済途中でも金利は変動するのか?

返済中でも金利は変わる?金利タイプによる変動の有無に気をつけよう

返済中に金利は変わる?

お金というのは実に不安定です。世界のお金のレートを見てもらえば分かる通り、常に変動を続けていて何かの拍子に乱高下する事も珍しくありません。そうしたお金の流れを仕事として利益を上げている方は、良く理解されていると思います。

それはカードローンなどのお金の貸し借りにおいても同じです。お金を借り入れるという事は金利を含めた金額を返済するという事で、この金利というのも国の景気に左右されます。バブルの頃のような大量消費の時代においては高金利でも借りて返してが容易だったかもしれませんが、今の不況で同じ金利のまま貸付を行えば、再び多くの破産者を生み出しかねないのです。

そしてカードローンを使ってお金を借り入れた場合、返済途中で金利の変動があればどうなるのか?返済途中で気になった方も是非一緒に見て行きましょう。

変動金利は変わる事がある

変動型金利と呼ばれる借り入れなら、文字通り変動の可能性は常にあると思っておいた方がいいでしょう。安くなる分には抵抗が無いかもしれませんが、高くなる場合は気になりますよね。

変動型金利は変動の可能性があるのできっちりとした返済計画がお好きな方はあまり気分が良くないかもしれませんが、固定型の金利よりも平均して金利が安めの為、金利変動の時期が見定められる人なら安い期間のみ利用できるといった柔軟性があります。カードローンはこの変動金利の方が多めです。

固定金利は変わる事は無し

固定金利の場合は変動型金利の逆で、返済途中に金利が変わることはありません。完済時まで借り入れた時の条件のまま進むので、月々の支払額と終了時期を設定している人にとっては、予定の乱れが出ずに済ませられるので好まれています。

変動幅が無い方が使いやすそうに見えますが、固定金利の方が全体的に金利が高めの為、金利の変動タイミングが分からないと相対的な損得の反動があります。変動型金利が安くなる前に固定金利で借りてしまったなどがあれば、あまり気分の良い話ではありませんね。この金利は住宅ローンなどに使われている事が多めです。

どちらが良いとも言えない

銀行と消費者金融に一長一短があるように、変動型も固定型も金利面においてメリットの違いがあります。カードローンを使うなら必然的に変動型金利が多くなりますが、専用ローンと使い分けていると固定型金利の支払いも織り交ざってきます。金利の変動があった場合に混同しないようにしましょう。
(⇒カードローンと専用ローンを使い分けよう

金利が変わっても返済の義務が変わる事はありませんので、金利分もギリギリな返済計画は立てないようにしましょう。