国が定めた基準も知ろう!法定金利による正しい金利の値とは?
国が定めた金利とは
借り入れにおける金利というのは、業者側だけでなく私達にとっても重要な値です。限度額と並んで借り入れ申し込み前には重要視される基準ですね。
この金利というのは各社ごとによって違いがありますが、何も各社が自分たちで完全に決めているわけではなく、国に定められた基準に則りその中で決めていきます。現代の借り入れというのは業者側にとって厳しい条件を守らせるようにしているのです。
正規の業者が決められた金利を守っていないという事はありませんが、知らないままでは万が一違法業者などと出会った時に騙されっぱなしになりますので、国が決めた金利…法定金利について勉強しておきましょう。
(⇒借り入れにまつわる違法業者ってどんな存在?)
法定金利の値を知ろう
国が定めた金利の上限というのは法定金利と呼ばれ、これを遵守しない事には現金の貸付業務を行う事はできません。法定金利は法改正によって変化する可能性はありますが、バブル崩壊後の破産者が続出した後に改正されてからは、大きな変化はありません。
一般の方向けに作られている借入枠のカードローンの上限は、18%とされています。事業者向けの貸付になるとまたこの値は異なるのですが、とりあえずは18%を超えれば違法であると覚えておけば構いません。銀行カードローンなら18%を要求する事はまずありませんが、消費者金融で尚且つ限度額が最小なら、この数値になる事はあります。
18%を超えた金利はあるの?
事業者向けの貸付ならともかく、一般向けの借り入れにおいて18%以上の金利が要求される事はありえません。
法外な金利を要求してくるのは、今現在では闇金業者と呼ばれる存在だけでしょう。
闇金業者というのは違法行為しかしてきませんので、当然法定金利などは全く関係なく高金利を要求してきます。借りなければ良いのですが、万が一騙されて借りてしまっても、返済の義務はありません。違法な金利は払うことのないようにしましょう。
法定金利は常に頭の隅に
まともな業者なら全員が守っているルールという事であまり法定金利を振りかざす必要はありませんが、過払いなどが起きているかどうかをチェックするには、金利の正しい値というのを知っているに越した事はありません。
法定金利は常に頭の片隅にでも覚えておけば、いざという時の不正から身を守る事ができるのです。