借入枠の情報は管理を徹底しないといけないたった一つの理由
自分だけが知っていないとならない事
カードローンに申し込む時の記入情報は、原則として借り入れ業者と自分だけが知っている事となります。主婦の方であれば夫の方の承認も必要な為多少異なるかもしれませんが、基本はその借入枠を作った名義人が全ての情報を管理しないとなりません。
(⇒主婦の方がカードローンを申し込む場合の違い)
その情報の管理というのは、借入枠に関わる全ての情報を自分だけが知っている状態…つまりは他の人に情報を漏らしてはならないという事になっています。そもそもあまり喋って聞かせるようなことでもありませんが、家族などの為に使う用途で作った枠の場合、共有したいという意味でも暗証番号を教えてしまう可能性は十分あります。
しかし、利用規約にも見られるように、借入枠に関する情報はとにかく自分以外が知る事は原則として許されていません。何故そこまで厳しいのか?それを借り入れにおける禁止事項として見てみましょう。
(⇒利用規約に書かれている事とは?)
借入枠の情報が自分だけのものである意味
カードローンといった借り入れというのは、原則として自分だけがその情報を知っているといった認識で作られる事になります。何故そこまで考えられているかと言いますと、全ては不正利用対策の為と言ってもいいでしょう。
カードローンは、特に書かれていない限りは『不正利用されたとしても自己責任』となっています。つまりは不正利用されて利用停止などは出来たとしても、発生した損害を穴埋めとして補填してもらうことは、まず期待しない方がいいでしょう。理不尽に感じるかもしれませんが、だからこそ情報管理の徹底が求められています。直接窓口に向かって借り入れるよりも便利ですが、今のカードで借りるという形態だからこその不便さとも言えるでしょう。
例え親しい相手でも教えない事
ゆえに相手が家族でも教えてはならないという事にもなり、自分が借りに行けないからと家族の誰かに暗証番号を教えて引いてきてもらっても、それもルール違反となってしまうのです。
それくらいは…と思うかもしれませんが、自分以外に漏れていて不正利用があった場合、教えた人を真っ先に疑わないといけなくなります。そうなると互いの関係に亀裂が生じてもおかしくないからこそ、カードローンの情報管理の徹底が謳われているのです。
カードローンを持った時点で理解しておこう
カードローンを便利に使うという事は、こうした個人情報の漏洩のリスクとも向かい合い、尚且つ自分の責任で使う事が求められます。万が一情報が漏れてしまった場合は速やかに登録情報の変更を行い、決して外部にもれないように配慮しましょう。
このように危険に対して備えるのも重要ですが、困った時に適切に使うのも大事です。臆病になりすぎずに所持するようにしたいですね。