昔のように義理人情はなくなり、今はカードローンに頼るのが確実だ
滋賀県在住 T.Yさん（56歳）
昔は良かった…とよく私達の世代は口にしますけども、やっぱり昔のほうが良かったなと思うことは多々あります。今はなんていうか殺伐としているというか、横のつながりが少ないような気はしています。それがいいのか悪いのか、そこまではわかりませんが…
昔の私達が生きていた時代はお金が足りなくなったら、隣近所の異人たち顔お金を集めてきて貸してくれました。それでお米などを購入して何とかやっていったのです。そしてちゃんとそのお金は返済して、みんなで助け合っていきてきた、そんな時代です。
でも今はお金を隣近所の人たちが集めてきてくれて、それを借りることができる地域なんてほとんどないでしょう。田舎に行けばあるのかもしれませんが、それ以外の地域ではカードローン等が主流になっているはずです。私もカードローン等はよく使うために審査を受けた記憶があります。
今ではカードローンのほうが確実です。カードローンの審査もしっかりとしていますし、審査に通ってしまえば、あとはしっかりと返済できるかどうか？それだけが試されます。返済できなければそれなりのペナルティもあって、ルールが確立されていると思います。
他にもみんなでテレビを一つ見ていたような気がします。一つのテレビでみんなが一人のアイドルや一人の歌手、俳優に夢中になっていたと思います。しかし今は個人の時代です。別々にテレビもあるし、そのテレビに映っている俳優や歌手も人それぞれです。
私は昔のほうが無条件に良かったとはいいません。今のほうが衣服なんかもしっかりしているし、便利な家電などもたくさんあります。しかし昔のような連帯感などを考えたら、それを忘れないようにしたほうがいいんじゃないか？とも思うのです。
カードローンのCMを見ていて、ついつい思い出してしまったのです。