学生 カードローン

学生にはカードローンの利用をすすめない理由

最近は、カードローンを扱っている業者においても、学生を対象にしているところが出てきているようです。ただし、こういった学生向けローンの利用は基本的におすすめしません。そもそも学生向けのローンは金利が高い傾向があり、まだ返済能力の低い学生の場合は、返済はかなり厳しいと考えた方が無難です。また学生と言えども、返済が滞れば当然、信用情報に影響しますし、いわゆるブラック扱いされて、就職後にクレジットカードを作成しようとした時などに影響が出るような事態が起こりえます。それに返済能力が低い分、もし借金を違う借金で工面しようとしたりすれば、それこそ多重債務者への道まっしぐらです。先にも書きましたが、学生だからといって個人の信用情報の扱いが甘くなるなんてことは絶対にありえませんので、学生でもどこか業者から借り入れをすれば、当然、信用情報に少なからず影響があることは知っておくべきです。

もしどうしてもと言うのであれば、最近は大手のクレジットカード会社が、大学生協との提携により学生向けのクレジットカードを発行しているケースがあります。これは通常、卒業後は一般カードの扱いに移行するようになっていることが多いものです。そのカードにキャッシング枠が付与される場合もあるので、それを使うことを考えた方がいいかと思われます。当然、保護者の承認が必要になりますが、将来的にカードの使い方を覚えておくという点では意味があるでしょう。ただし、その場合でも、借り入れをすれば、それなりの責任がつきまとうということを肝に銘じておくべきです。